新発想の防腐剤
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工場や公共施設にも使われている手法を
戸建住宅にも施工することで、効果があがります。
錆を活かす!!
もう、「錆」を落とさなくてもいいのです。
「錆を活かす」という、逆転の発想から生まれた防錆プライマー「CCP-117」は錆の上から塗れる防錆剤です。
多大な労力と経費が必要な下地処理(ケレン)を軽減して強力な防錆効果を発揮する「CCP-117」は21世紀のメンテナンス塗装に革命をもたらします。
3種ケレンでも強い防錆力を発揮
「錆」を活かすとは、3種ケレンでも強い防錆力を発揮すること。
鉄部などを塗装する場合、大切なのは劣化した旧塗膜の除去(ケレン作業)です。
旧塗膜の浮きや剥がれを除去せずに、高価な錆止めや鉄部用塗料を塗布しても高耐久性は期待できません。油分や汚れが付着した状態で塗装すると、塗装の密着力が悪くなり素地調整を怠ると短期間で再び錆が発生してしまいます。
「CCP-117」は、この大変なケレン作業の軽減化を可能にしました。
浮き錆を除去する程度の3種ケレン作業でも、強力な防錆効果を発揮します。
「CCP-117」は、1種ケレンにおける酸洗・メッキ・矯正の工程を省き、省エネ、省コスト、環境貢献を実現する21世紀型の画期的な防錆剤です。
そもそも、錆はどうやって発生するのか。
錆とは金属が酸化することで、金属内の電子やイオンが移動することによって発生します。その原因となっているのは、鉄を溶解する電解質である「水」と、溶解を促進させ安定化させるための「酸素」です。また、水に強電解質である「塩」が加わると、錆の発生は促進されます。
鉄を代表に、多くの金属は他の物質を混ぜ合わせてできた合金です。そのため、どうしても完全には混ざりきらず、見た目は平らで均一に見えますが、マクロで見てみると、ムラが生じています。鉄には、エネルギーの大きい部分と小さい部分があります。このエネルギーは乾燥状態では反応しないので、錆びることはありません。
しかし、金属の表面に水が付着すると、水が電解質となりエネルギーの移動が始まります。エネルギーは等しくなろうとするため、大きい方から小さい方へと移動します。
素鉄+水=鉄イオン
エネルギーの大きい部分は放出してしまったため、不安定になってしまいます。そこで、安定しようと近くにある酸素や水と結びつきます。
鉄イオン+水+酸素=初期錆(不安定)
不安定な初期錆は、時間とともに水が介在して酸素と結合を繰り返し、最終的には安定的な錆(酸化鉄)へと変化し、損耗していきます。
初期錆+水+酸素=安定錆(酸化鉄)
防錆の最大のポイントは、
水と酸素の介在を防ぎ、錆内の結晶水を除去すること。
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